これは、「試験が近い、頑張るぞ!!」の続きである。

 結果は、×であった。以下は、私の負け惜しみである。
 この試験は今年から正解が公表になった。適性9/15、専門19/25、基礎3/15(正解数/全問数)で、これが6/15ならOKだったのだ。(最大の負け惜しみ)
 ネックが基礎であることは頑張るの過程で判っていた。
でも受験料の1万円が惜しいのと、何人かに受験を公言していたので、挑戦したのである。
 予行練習では何とかなるかな〜と思えたのだが、試験後問題を読み直して、ダメと判っていながら凡夫の悲しさ、公表までの間、極度の精神不安定に落ち込んだ。これも単純さの表れである。よく事故を起こさなかったものだ。
 しかし、得る所はあったと思っている。

@農政に期待らしきものを感じたこと。
 以前、『農業白書』と言われていたものを1回だけ目を通した。(なに、1回ではダメだって!?)
 農政は猫の目で、被害者は農家、農業はどうなるのかと思っていたものであるが、Check・Doの考え、他省庁との連継(縦割の解消と取ったが)等々、この対応が定着するまで時間がかかるにしても、まだまだ捨てたものではないと感じたことである。仕事の関係でみれば、効率的な基礎作り等、まだまだお手伝いを出来ることは多いと思えたこともある。

A少しは頭の中身がピクピクしだしたかなーと思えること。
 極度の近眼の原因でもある猥本読みの40数年に亘る耽溺で、思考的にも悪しき結果を及ぼしているのではと思い始めた(なに、今更遅いって!?)のが挑戦決意の発端であった。
 「かみさん」は、今頃いい年をしてそんな事(挑戦)をしない方が良いと言う。なぜと言う。私の挑戦の理由は決して言えませんぞ…ねぇ。
 しかしである、挑戦がきっかけで、色々な事に今までの素通りではなく、ピクピクとして気を留めるようになってきた。いつまで続くか、続けられるかが問題であるが。そんな訳で来年も挑戦することにしている。
 だがである、老眼が進み長時間の集中は今の所難しい。来年が限界と思っている。
 耽溺の結果はともかく、挑戦は若いうちが良いですね〜。
 又、今でも帯状疱疹(これは耽溺の結果ではありませんぞ、誤解なきよう)後遺症の右後頭部がうずいているが、これも挑戦で解消するかもしれない。それも楽しみの1つである。

 以上、『頑張るぞ』の四方山話であり、この続きはなしである。

                          平成17年11月 海宝 陽三
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